はじめに
WebFOCUSへの興味がある方やご自身でWebFOCUSをしっかり知りたいという方向けへの情報提供ページです。情報量が多い構成となっていますので、
興味がある方はしっかりと読み進めていただければと思います。WebFOCUS技術者による解説をご希望される方は こちら からお申し込みください。
本ページの情報は、2023年5月時点のものです。
WebFOCUSってなに?
WebFOCUSってなに?
WebFOCUSを導入することによって、企業内外にいるさまざまな立場や役割の人へ
適切な情報を提供する「統合BIプラットフォーム」を構築できるソフトウェアです。
だれでも、いつでも、どこでも
データを活用できる環境
データ活用ソフトウェアのパイオニア

WebFOCUSは、一般的にBIと呼ばれる分野のパッケージソフトウェアです。BIソフトウェアとしての歴史は古く、現在提供されているBIソフトウェアのなかでも最も古くから提供されているソフトウェアのひとつです。
企業内外に蓄積されたデータを抽出し、加工や結合、集計など実施し、利用者が気付きや知見を得やすい状態にして提供することができます。WebFOCUSは、特に利用者のニーズやリテラシーに合わせたインターフェースやデータを提供することができることが大きな特長となります。
古くから利用されていることも特徴的で、昨今のBI分野では重要視されなくなってきたレポーティング機能の充実やExcel機能との親和性、フラットデータ出力、柔軟性の高い利用者向けの画面提供など、均一的なBI機能の提供だけにとどまらない機能を多く備えています。
古くから企業内外のすべての利用者にたいして、操作トレーニングを実施することなく、利用できるシステムを提供できることを目指しているため、ITリテラシーに左右されにくい画面や機能を提供することができるのが強みです。
全社での利用を目指していることから、エンタープライズ利用を想定したアーキテクチャを採用しており、汎用的なテクノロジーを利用したシステム構築が可能になっており、一部門での利用から全社利用、社外利用も想定したシステムを構築することができます。また、多様な役割や立場の利用者が混在している運用を想定した数百種類にもおよぶきめ細やかな権限設定やデータ制御によるセキュリティ制御も可能となっています。
また、時代の変化とともに成長し、利用者のITリテラシーや機能ニーズの向上に応えて、セルフサービス利用を想定した機能の拡充など、利用ニーズに合わせた機能強化も実施されてきました。
製品概要
製品概要
エンタープライズでの利用を想定して、設計・開発されてきたBIプラットフォームです。

特定の利用者だけではなく、すべての利用者がストレスなく日常的にデータ活用する、そんな『データ活用基盤』を提供できるのが “WebFOCUS” です。
- すべての利用者が『使える』ようにするための操作教育レスでの利用など、利用者にとってのわかりやすさを提供することができる
- 開発や提供できる機能、システム構成の柔軟性や拡張性が非常に高く、利用者目線でのインターフェースやシステムを提供することができる
- ちょっと特別な利用よりも、普段使いを重視し、BIを意識することなく、日常業務の延長感覚でのBI利用体験を提供することができる
特定の利用者を対象外として扱うわけではなく、特定の利用者だけが恩恵を受ける状況にならないことを目指していますので、特定の利用者を想定したインターフェースや機能も提供されています。
BI導入後によくおこる課題
BI導入後によくおこる課題
使われない
BI製品を導入したものの、思った以上に使われなくて、特定の人だけが利用している状態になってしまっている。また、使いはじめるに際して、トレーニングが必要だったりと使うまでのコストがかかってしまうことが多く、うまく浸透・定着していないと感じてしまうことが多い。
実現できない
スクラッチシステムやExcelやAccessなどのオフィス製品、別のBI製品などから移行した場合など、これまで実現できていたことが、どうもうまくできない、かゆいところに手が届かないといった状況に陥り、なかなか自分たちがやりたいことが実現できていないということが多い。
拡げられない
導入したBI製品の利用が特定の機能や特定の利用者、特定のシステムにとどまってしまって、カバーできていない範囲が増えている状態になっており、別のシステムを導入して対応したり、複数のシステムをまたがって利用する状況となってしまっていることが多い。
WebFOCUSならではの特長でうまくカバーできたり、問題を解決できる可能性があるかもしれません。

3つの特長
WebFOCUSを支える3つの特長
活かしやすい

特定の利用者だけの利用にとどまらず、すべての利用者が使えることを目指しており、すべての役割、立場の利用者が同じように活用できるBIシステムを提供します。
変化やスピードを重視するある程度自律した利用者向けの『BIインターフェース』の提供から、操作トレーニングが不要で、誰でも即時に利用を開始できる『情報アプリケーション』の提供、BIを意識することすらない『組み込みBI』、システムへアクセスしなくても利用できる『プッシュ配信』まで、すべての利用者がITリテラシーに左右されない活用を実現するため機能が揃っています。
関連ワード
レポーティング セルフサービスBI 情報アプリケーション レポート配信 組み込みBI 適用 世界観
伝えやすい

様々な利用者のニーズに対応し、あらゆる利用シーンに応じた『適切』な手段で情報を提供できることを目指しており、企業全体で利用するための機能を提供しています。
ある程度決められた画面を利用者が使いこなすことを期待するよりも、提供する画面や機能を利用者のニーズやリテラシーに合わせて提供することで、利用者ができるだけ手間暇かけずに目的を達成できるようにします。各々の利用ニーズに対して、適切な情報提供手段を提供できる機能の豊富さ、柔軟性の高い開発機能によって、あらゆるシーンでのデータ活用を実現することができます。
関連ワード
セルフサービスBI 簡易分析レポート インサイト ガイデッドレポート 情報アプリケーション レポート配信 ダッシュボード Excelテンプレート 利用ニーズ 利用シーン
展開しやすい

企業全体への適用を想定した設計となっており、あらゆるシステムや利用者への適用を目指しており、利用拡大に合わせたシステムの柔軟性やシステム連携機能を提供しています。
クラウドの登場やSaaS利用が加速度的に普及し、企業内に多くのシステムが分散化しはじめ、多くの仕組みが入れ替わっている状況になってきています。クラウド利用に適したライセンス体系や豊富なデータアダプタ、システム構成の柔軟さを活かして、各システムとも適宜連携し、すべての利用者・システムのデータ活用を支えるためのデータ活用基盤を提供することができます。
関連ワード
適用 世界観 柔軟性・拡張性 ライセンス
ライセンス変遷とEOS
現在、WebFOCUS Reporting Server や 拡張(旧部門)ライセンスをご利用中の場合
サポート切れになっていませんか?
支持される理由
WebFOCUSが支持される理由
帳票の補完に
昨今のBI製品では重要視されなくなったレポーティング、ただ一覧が作れればいいわけではない必要性がそこにはあります。レイアウトや加工力の強力さは圧倒的です。
実現力の高さ
開発言語をルーツとする製品であり、一般的なBI製品にはない、制御文での処理や変数利用、中間データ利用など、様々な要求を満たす強力な機能を提供しています。
BIだけじゃない
BIっぽさを前面に出さない見た目やシステムメニューがない画面、自由度の高いレイアウト、カスタムイベントなど、パーソナライズ機能が非常に優れています。
トレーニングレス
セルフサービス系の機能を除けば、問い合わせがほとんど発生しない状況を生み出せるほど、なんとなく操作できてしまう画面の提供は、他BI製品の追随を許しません。
手数が少ない
独自画面や独自ドリルダウン、レポート配信、Excelテンプレート、モバイル利用など、様々な手法や機能で、利用者の迷わず少ない手数での情報取得を支援します。
気付けば・・・
企業内の他ウェブアプリケーションやイントラなど、WebFOCUSレポートを組み込んだ利用でき、利用者にBIシステムと認知されない状態での利用環境を提供します。
1人あたりコスト
最もポピュラーなSモデル価格でも、利用者・作成者1人あたりの月コストは、およそ800~900円程度の換算となり、非常にリーズナブルな利用を可能とします。
手段が多い
様々なシーンを想定し、利用者のニーズに合わせたインターフェースや提供手段を提供でき、目的に合わせた適切な手段を選択することで、的確に目的を達成します。
権限制御の柔軟性
企業全体で利用するために様々な立場の利用者を想定する必要があり、独自ソース認証や数百もの権限、データアクセス制御など、きめ細やかな権限制御を提供します。
豊かな表現力
自由なスタイル設定による画面作成、カスタムの幅が広いグラフ表現、独自グラフ利用ができる拡張グラフ機能など、多様な手法を駆使した豊かな画面を提供します。
汎用技術の強み
Web-AP-DB三層による基本構成、HTMLやJavaScript、CSSなどの汎用的なWeb技術によって製品の多くを構成しており、カスタマイズや工夫を効率的に適用できます。
拡げやすい
クラウド環境での構築や適用範囲の拡大を想定した豊富な機能提供、新ライセンス体系など、目まぐるしく変化するニーズに対応しやすい製品設計となっています。
よくあるニーズ
WebFOCUSの適用で、お役立ちが期待できるよくあるニーズ
全社員が利用できる
BIを提供したい
利用者にとっての
適切を提供したい
基幹システムの
補完レポート利用したい
個々に利用している
BIを統合したい
DWHやデータレイクなど
統合データ基盤の
フロントBIを検討したい
既存システムと
シームレスに連携したい

気になるニーズをクリックしてみよう!
WebFOCUS適用イメージ
WebFOCUSってどうやって適用するの?
利用者の役割や立場、ニーズなどは、細かく分類することができますが、大きく二分して適用方法を検討する必要があります。現場業務への適用が中心で、社長から新入社員まで、リテラシーも立場もバラバラの利用者であれば、インターネットを利用程度リテラシーをベースに組み立て、一般的な現場利用者を統制しつつも利用できる画面や機能を提供していきます。一方で、ITリテラシ―やデータリテラシーを備え、自律した利用者を意識したセルフサービスでの利用を中心とし、いわゆるBIらしい機能を備えた機能を適用していく対象へも適用を検討します。役割やニーズに応じた、きめ細やかな手段提供によって、すべての利用者がデータ活用をできる基盤提供を目指します。
機能カテゴリと概要
WebFOCUSで利用できる機能カテゴリと概要
情報アプリケーション
BIを意識させないような画面を提供し、利用者が業務の延長上でデータ活用を実践し、迷わずアクションに必要な情報を得ることができるアプリケーションを提供できます。
利用者のITリテラシやBIシステムの利用度に依存しにくい環境を提供して、新入社員から社長まで、誰もがデータ活用ができる状態を目指します。
セルフサービスBI
利用者が自分自身で、データを様々な視点から俯瞰・参照して、新たな気付きを得たり、自分用や所属業務部門用ののレポートを作成したり、共有したりできます。
独自視点でのコンテンツを自分自身で作成することで、早期に新しい気づきを得たり、新たな行動へつなげるための対応が実施可能となります。
レポーティング
利用者のITリテラシや業務内容に合わせて、一般的な条件検索は勿論、表示項目の選択や並び替え、詳細レポートへのドリルダウンなど、利用者が欲しい情報を得やすい形でレポート提供できます。また、データベース上で処理が難しい複雑な演算処理やこだわりのある見た目の整形にも柔軟に対応することができます。
ビジュアライゼーション
約70種類以上のグラフ表現を利用して、データを様々な角度から視覚化することが可能です。開発者視点で利用者に意識させたい情報をより早く目につく形で提供できるほか、利用者視点で気になるデータを深堀したり、直観的な操作で分析軸やグラフの形を変更して、思考を止めることなく洞察を得られる状態を目指します。
レポート配信
利用者に常に意識させたいステータスや、業務利用が決まっている最新帳票をプッシュ型で自動配信します。配信タイミングは、日時、曜日、月末月初など細かにスケジュール登録することができ、配信先も利用者メールアドレス、FTPサーバ、配信専用のライブラリ、リポジトリと提供範囲によって選択することが可能です。
組み込みBI
社内イントラなど既存のWebサイト内へWebFOCUSで作成したコンテンツを埋め込んで利用することができます。利用者にWebFOCUSを意識させず、既存システムの一部のような感覚で利用することができるため基幹システムの補填など社内システムとも共存しやすいです。利用者が気付かないうちにデータ活用している状態を目指すこともできます。
ポータル
業務や組織、取り扱いデータなど関連するレポートをポータルとして公開することができます。利用者の導線に合わせてページを設計することで、利用者は少ないステップで必要なコンテンツにたどり着くことができます。また、数が増えると煩雑になりがちなコンテンツ類も、フォルダに分類したりサムネールをつけることで簡単に整理することができます。
エンタープライズ
社内の様々な業務、利用者の立場から必要とされる多様なニーズを想定した機能を持っています。また、それらの機能、コンテンツ、データに対して細やかな権限制御やセキュリティ実装が可能なため、全社規模においても利用者一人ひとりが目的やITリテラシに合った手段で、必要な情報を取得することが可能となります。
柔軟性・拡張性
一般的なweb技術の延長で構築されたアーキテクチャのため、お客様独自の認証やシステム構成を実装することができます。また、コア数の制約なく、1ライセンスにつき3環境を構築することができ、共通のリポジトリDBを参照すればサーバ冗長化も可能なため、利用範囲の拡大や利用頻度に応じて最適な環境で利用することができます。
利用シーンからみる
利用シーンからみるWebFOCUS
WebFOCUSを利用しているシーンを集めてみました。
同じWebFOCUSですが、いろいろな使い方があることがわかります。
こんな使い方あるんだ!という発見があるかもしれませんので、
ぜひのぞいてみてください。

自分でレポートを配信する
部署や課など、現場に近い業務メンバー間で意識すべき数値やステータス、報告書などを配信することができます。

ローカルマスタをアップロードして使う
利用者がローカル保持しているマスタデータなどを一時的にリポジトリにアップロードして、WebFOCUSで見ることができます。
ライセンスについて
ライセンスについて
新ライセンス体系では、指名ユーザーライセンスが採用されています。
WebFOCUSの利用者数をカウントします。利用者を下記のように分類して必要なユーザー数を見積もります。
利用ユーザー
WebFOCUSサーバーにログインするすべてのユーザー(閲覧ユーザー・作成ユーザー)
利用ユーザーと閲覧ユーザーは同じ数となり、うち作成を必要とするユーザーが作成ユーザーとなり、全体の25%を上限として権限を付与することができます。
閲覧ユーザー
WebFOCUSサーバにログインし、共有されたコンテンツの閲覧・実行をするユーザー
従来ライセンスの課題
従来のライセンスをお持ちで、こんなニーズはありませんか?
活用拡大・統合
表やデータ抽出を使用したデータ利用中心の運用に加えて、ビジュアライゼーションを意識したデータの視覚化や利用者自身がデータ活用を積極的に実施するセルフサービスBIの利用など、BI製品の機能を活かした用途の拡大を検討しているが、現状の利用機能へ限界を感じている。
クラウドリフト
クラウド環境へWebFOCUS環境を移行して、クラウドの強みであるフレキシブルな構成での利用や多様なデータソース利用を検討したいが、現行のWebFOCUSライセンスはCPUコア数やインスタンス数、データアダプタ種別数に制限があり、クラウドのよさを活かすことができないと感じている。
ユーザー数制限
従来のライセンス体系で、ユーザー無制限で導入したものの実際には数百名程度の利用となっている、あるいは、数百名以外の利用者の大半は、匿名での利用となっていることから、ユーザー数無制限でなくとも、ユーザー数を制限しても、実質全利用者をカバーできる状況となってしまっている。
開発・検証環境
現在、本番環境しか保有しておらず、検証環境や開発環境がないため、本番環境で開発したりしている状況、かつ、バージョンアップ時や大幅なリニューアル時など、十分な検証期間をとることができていないことから、開発環境や多目的用途の検証用の環境の導入を検討している。
ニーズがあり、現状のライセンス体系・機能では不十分とお考えであれば、
新ライセンス体系を検討してみてはいかがでしょうか?
新ライセンスの特長
新ライセンス体系の特長

従来は、オプションライセンスとして提供していたオプション機能も、すべて利用できるライセンスになりました。
※ユーザー数による利用制限はあります。
詳細

従来は、データの種別毎にデータアダプタの購入が必要でしたが、すべての種類のデータアダプタが利用可能になりました。
※一部例外のデータアダプタがあります。
詳細

従来は、CPUコア数による制約がありましたが、CPUコア数の制限なく、サーバーやインスタンスを選択可能になりました。
詳細

従来は、1ライセンス1サーバー利用でしたが、サーバー数制限がなくなり、本番1環境・他2環境まで構築が可能になりました。
※リポジトリDBは1環境内で共有が必要です。
詳細
プレミアムサポート
あってよかった♪ 活用を支えるプレミアムサポートサービス
新しいライセンスになれば、可能性が拡がるし、ぜひ検討してみたい!というあなたへの耳寄り情報です。
『企業全体で利用できる、豊富な機能が利用できる、適用範囲を拡げていくこともできる
でも、自分たちが使いこなしていけるかが心配、持続的なフォローがあると安心』
こういった声にお応えして、新しいサービスの提供を開始しています。
データ活用の習慣化をそっと後押しする新サービス
WebFOCUS ナレッジサプリ
WebFOCUSをもっと活用したいけど、どうやって活用すればいいのかわからない、
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ナレッジサプリ概要
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リモートフォロー特典
20時間相当/年間
年間プラン
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60万円/年間
月あたりおよそ 5万円
開発関連のコンテンツ
(Tier2,Tier3)
Designerトレーニング
コンテンツ
(10名まで)
リモートフォロー特典
10時間相当/年間
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20万円/2ケ月間
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(選択コンテンツ,Tier3)
リモートフォロー特典
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© K.K. Ashisuto